2017年 09月 10日
明日香村 |

奈良へは何度も来ているが、この明日香村はとてもお気に入り。何か、時代の流れに取り残されたというか、ここだけ時が止まっていたかのごとく。目を細めると、飛鳥時代の風景がそのまま残っているかの様。
今回は自転車で散策。実は、由美子は自転車が苦手。溝があると落ちるし、杭があると必ず突っ込む。僕は後ろを振り向き振り向き、挙動不審気味に出発。
まずは石舞台に無事到着。


聖徳太子の生誕の地、橘寺へ。聖徳太子は574年、厩戸の王子としてここ橘寺で生まれた。のちに推古天皇の摂政となり、冠位十二階の制・憲法十七条の制定に尽力し、また仏教を政治の基本に据え一般の人々へもその普及に務めた。

橘寺にも、賓頭盧さんと如意輪観世音菩薩様が!

最後に飛鳥寺へ。
飛鳥寺には日本最古の大仏である、釈迦如来像がある。中国北朝の形式を受け継いだ「北魏様式」と呼ばれる。整った厳しい表情の中にやさしい微笑みをたたえている、とても美しい仏像です。実は、この仏像の顔は正面ではなくやや右方向を向いている。その方向には橘寺があるそうです。最初は正面を向いていたのだとか。


飛鳥寺でチベット仏教の僧お二人に会い、しばし歓談。何でも彼らは如来・菩薩の化身である「ラマ」だそうです。とてもえらい高僧です。路線バスで帰って行かれました。
今回の旅もとても有意義でした。


by 正京 #
by brad_miskell
| 2017-09-10 18:00
| 旅