2017年 09月 09日
祖谷渓(いやけい) |

由美子が行きたがっていた祖谷渓に来た。勿論、いつもの如く車で日帰り。
まず、迎えてくれたのは小歩危(こぼけ)の手前の道路わきに立つ「やまじち」。ここは妖怪の里だそうだ。

吉野川上流であるここ小歩危の渓流ではラフティングやカヌーに興じる人たち。僕たちは、控えめに遊覧船に。巨岩・奇岩を真横に見ては歓声を上げ、斜め45°に走る断層・地層をみるにつけては地球のダイナミズムを感じたり。楽しいひと時でした。





源平の戦いに屋島で敗れた平国盛が安徳天皇を奉じ祖谷に潜入し、平家の落人たちがここに土着したそうだ。
村の入り口に、追手が迫ればいつでも切り落とせるように蔓(かずら)のつたで作ったのが、この蔓橋。


平家の落人たちが、昔日の都の生活を偲びながら滝の下で琵琶を奏でながらつれづれをお慰めあったことから「琵琶の滝」と呼ばれている。
耳をすませば、当時の琵琶の音が聞こえるようなだ。



車に戻る途中で、おいしそうなアマゴを見た。
車を走らせると、雰囲気のいい和風ホテルが。渓谷を見ながらの夕食。選んだのはアマゴ定食。京風の和風だしでおいしかった。
世界一落差があると思われるたぬきの立ちション。
僕も一緒に、なんてね。




by 正京
by brad_miskell
| 2017-09-09 17:32
| 旅